コキ50000形、今年度で引退! |
5/18付けの「交通新聞」に「国鉄時代のコンテナ貨車消滅へ」という記事でコキ50000の今年度での引退が報じられています。
記事によると、
「約3300両が製造され、JR貨物発足後も主力コンテナ貨車として活躍してきたが、2008年度からコキ107形への置き換えが進み、本年度初めでは462両まで減少していた」
とのことです。
本文には年度別の両数の推移も載っており、
1987年度 3394両
1989年度 3567両(コキフ改造車がプラス)
2008年度初 3147両
2009年度 2937両
2013年度 1993両
2015年度 915両
2017年度初 462両
本年度のコキ107形442両の新製で全車置き換え完了とのことです。
昨年度末でコキ107形は1700両程度の在籍と思われ、(9/21追記:9/12付「交通新聞」によると今年度初頭の在籍両数は1720両)
442両新製しても今年度末の両数は2100両強にしかなりません。
置き換えが始まった2008年度初めの両数が3147両です。約1000両分はどこに行ってしまったのでしょうか??
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コメントありがとうございます。
コキ106の1162両新製が終わったのが2007年度で、本文中にあるように2008年度初めはコキ50000がまだ3147両残っています。
3147両のコキ50000を2008年度から量産の始まった2100両くらいのコキ107で置き換えたとなると、1000両分貨物がなくなってしまったことになるのですが。
運ぶ物は減ってると思います。
先日一年ぶりに富士駅に行ったら
日本製紙の専用線が終わっていました。
一便当たりはコキ5両くらいでも
仮に4日で1クールとすれば20両不用になります。
紙系の専用線廃止が続いているのも
コキ車減少の一因ではないかと思います。
コメントありがとうございます。苫小牧の王子製紙専用線もなくなったようですし、印刷物の需要は減っていますから、紙の輸送も確実に減っていますよね。
貨車運用管理システムCCOMASで検査での無駄を省いて、両数減が可能になったのではないでしょうか
東洋経済オンライン
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https://toyokeizai.net/articles/-/268313?page=6