オユ１０ ２５２８とその床下

寒地向けの２５００番台を冷房改造したのが２５２１～２５３７です。
写真はこの１枚しかありません．．．
両開きの郵袋室の左側の係員控室の窓枠が二重窓なのだそうですが、そう思ってみると二重窓に見えます？？

なぜ２５２０番台という、半端な番台分けなのかというところですが、
寒地向け（冷房なし）の２５００番台が２５１７番までだったからなのでしょうか？

２５２０番台は１９８２年３月末では３７輌全車健在でした。

配置は隅田川と旭川のみです。

２５２１～２５３０　隅田川
２５３１～２５３７　旭川　

１９８３年３月末では全車健在は変わりませんが、２５２８が汐留、２５２９、２５３０が札幌に転属しています。
写真は京都で撮影しています。
東海道筋には本来いないオユ１０、しかも寒地向けの２５２０番台の２５２８ですが、この時点では汐留配置だったわけです。

オユ１０　２５２８　南トメ　１９８３年８月１２月　京都

床下も良く写っているので、トリミングしてみましょう。

左の台車側から
ディーゼル発電機、
小さな箱は機関起動スイッチだそうです。
燃料タンク、
２５２０番台の特色である温気暖房機、
このブログでもご紹介した蒸気トラップ（区分室のものだそうです）、
蓄電池箱、
その隣りにはなにか小さい機器がついていますが、水タンクの検水コックだそうです。
それから、こちらもご紹介した水揚弁装置箱、
もうひとつ蓄電池箱、
車軸発電機
というところでしょうか。

クモハ３２０００さま、コメントお待ち？しています．．．


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